2016年5月28日土曜日

博多での学会発表

日本麻酔科学会第63回学術集会が博多で行われ、旧所属の仲間たちとともに発表してきました。

今回の研究は医学部の学生が4年生の時にプロジェクト・セメスターの一環として行ったもので、肺切除術後の抜管に関するものでした。

緊迫感の漂う優秀演題のセッションの中で、学生でありながらきちんと発表を行い、誤解をはらんだ質問にも完璧に対応できており、本当に立派だと思いました。

医学生と一緒に発表することはこれが最初で最後かもしれませんが、できることならここ J 大学でも同じようなスリルをもう一度味わってみたいものだとも思います。

2016年5月21日土曜日

ポスター完成

いよいよ日本麻酔科学会学術集会が近づいてきました。
私たちのグループでもポスターができあがり、まさに本番に備えようとしているところです。

今回の発表は医科歯科での仕事がもとになっているので、メールでやり取りをしながらポスターのもと原稿を作成し、もとの職場で印刷してもらいました。
そういう意味ではけっこう手間がかかり大変でしたが、医科歯科の先生方にはかなり強力なサポートをいただきました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

2016年5月14日土曜日

初めてのフロマネ

勤務開始から1ヶ月経ったということもあり、今週は初めて1号館のフロアマネージャーを経験しました。
フロアマネージャーは他の施設では「インチャージ」とか「監督」などと呼ばれる職務で、主にオペ室の中のマネージメントを担当する職務です。

施設によっては比較的若手が担当することもあると思いますが、J 大学ではベテランが務めるようです。
J 大学では1号館とB病棟にそれぞれオペ室があるので、それぞれにフロアマネージャーがおり、お互いに時々連絡を取り合って仕事を進めていくのが、他の施設とは異なる最大の特徴だろうと思います。

先日は「ジゲ」という用語で戸惑いましたが、今週は看護師さんに「コヘル」の入室時間に関して相談されて、ちょっと困ってしまいました。
「コヘル」とは、自分のキャリアの中では当然、「子供の(ソケイ)ヘルニア」のことだったのですが、J 大学では「子供のヘルツ」、すなわち小児心外のことを指すのだそうです。

また勉強になりました(笑)。
来週はB病棟のフロアマネージャーに初挑戦です。

2016年5月7日土曜日

「ジゲ」がたくさん

J 大学に異動してきて、初めて聞いたのが「ジゲ」という言葉です。
最初は同僚が何を言っているのかさっぱりわからなかったのですが、これは「児外」、すなわち小児外科を意味するということを教えてもらいました。

婦人科=ギネ、泌尿器科=ウロ、小児外科=ジゲ ・・・ といった感じでしょうか。
確かに J 大学ではジゲの患者が多く、ジゲのない大学から来ると本当に別世界です。
ほんのこの数日間だけで、異動前の施設での数か月分を軽く上回る経験をしました。

B 病棟の ICU がゴールデンウィーク中に異動し、今日は初めてその新しい ICU に入りました。
もとの ICU は今、からっぽの状態です。

B 病棟の麻酔科医控え室も広いところに移動しており、やはり今日、初めて入りました。
どんどん新しい建物を作って、人も物もどんどん新しいところへ移っており、職場環境がものすごくダイナミックな感じがします。